ありがとう!UTMF2019〜後編〜
ありがとう!UTMF2019〜後編〜
UTMF2019〜前編〜 - 岡山的!!アーバン・アウトドアライフ
(続き)
防寒対策をしてA2麓(51km) を出発した。
小雨が降ったり止んだり。。
ここは竜ケ岳(1,485m)の登りがひたすら続くパートだ。
登れども登れども終わりが見えてこない。。
腿に手を当て歩幅を狭く筋力をなるべく温存しながら登る。
何も考えず一歩一歩積み重ねていくしかないのだ。。。
単調な動きに眠気が襲ってきて、トレイル脇で休む人が多くなってきた。
楽しそうな会話はなく、
聞こえてくるのはレインウェアに当たる雨の音と息遣いのみ。
A3本栖湖にサポートはいないが、ゆば丼がある。
そんな些細なことにテンションを上げていく。
3:04 A3本栖湖(66km) IN。
周りのランナーの顔ぶれもお馴染みになってきた!
楽しみにしていたゆば丼を食べる。いまだ胃腸は快調だ!
足が固まらないうちに出発を試みたが、ちょうど雨足が強くなり躊躇した。
天気予報で雨雲をチェックしてみると、30分後に雨雲が切れるのを確認した。
わざわざ土砂降りのなか出発してもいいことにはならないだろうと判断し、30分の仮眠を取ることにした。
この時、珍しく頭は冷静だった。(^^;;
予報通り30分で雨は上がり、脚の疲れも少し回復した。
気を取り直し、A4精進湖を目指す!
気がつけば辺りは段々と明るくなっている。。。
空は厚めな雲に覆われて、まだ富士山は拝めない。。。
1回目のRun Through The Nuight終了だ。
朝を迎えて楽しくなってきた!
今日は晴れてくれるかなぁ。。。
青木ヶ原樹海を越えたら、、、
7:12 A4 精進湖(78km)に到着!!
ドロップバッグを受け取り、まずは濡れたウェアを着替えたい!
サポートのCちゃんが、手際よく私をエマージェンシーシートでくるんで椅子に座らせてくれる。
カップ麺とコーヒーをいただきながら次のエイドまでのシュミレーションをする。
「制限時間には間に合うのだろうか?」
予定より少しずつ遅れていたので時間が気になるのだ。。。
A4 精進湖を出るとしばらく上りのロードが続くので、
泥々のアカシャとはここでお別れにしよう!
気分一新、後半はローンピーク4.0で行くぞ!!
A4 精進湖を出て、再び樹海を通り抜けると、、、
岡山から大会ボランティアに参加のJさんにパワーをもらう(^^)
長時間ボランティアご苦労様です!!
よし、頑張ろう!!
雨も上がり、
2日目の日中の気温は上がりそうだ。
長〜い上りのロードパートに突入も、走り続ける!
ゆっくりでも歩かないと決めたら、調子が上がってきた!
足和田山(1,355m)までも軽快に登りきり、、
足の痛みを気にしながらも、下りは細かくステップを刻んだ!
ライブトレイルを見ていた友達からは、ペースが上がったね!
と驚かれるほど軽快に走れた。
トレイルのぬかるみはあるものの、2日目のUTMFはとても楽しく感じた。(^^)
11:15 A5 勝山(95km) IN。
サポートも私の到着が意外に早くて慌てたようだった(^^;;
よく考えれば、これまで補給したジェルは1個のみ。
エイド以外の補給はすべてスペシャルナッツ!
くるみ、アーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツにベビースターとカレー風味の柿の種をブレンド。
今回胃の調子が良いのは、固形物の補給が良かったのかもしれないですね。。。
ウェアは引き続き、
Tシャツ、アームカバー、ウィンドシェル、ショーツ。
日中はこれでいける!!
ホットサンド、どん兵衛、スープ、、、今回も手厚いサポートをありがとう!!(^^)/
A5 勝山 を出ると、またもや長〜いロードが続く。。。
しかし、ロードばっかりやなぁ。。。
しかも雨が降り出したぞ。。。
「あれ?天気は回復していくはずなのに。。。」
すかさずレインウェアを着用する。
ここから悪夢の天気予報が外れていく。。。
雨は降り続き、止む気配はない。。
街中を走り続け、 さらに雨足は強くなる。。。
富士山はいまだ見えず。。。4年前のSTYと同じだなぁ。。
「自然と向き合うには、すべてを受け入れること!!」
とアドベンチャーレーサーの田中正人さんに習ったばかりだったのに愚痴が漏れる。。。
冷静に寛容な心を持て!と言い聞かせるが、
雨は止まない。。。
日中なのに気温が下がる。。。
しまいには
雨がミゾレに変わり、、瞬く間に雪に変わった。。。
立哨スタッフの情報によると、
今晩アタックする予定の杓子山には5cmの積雪ができたらしい。。。
さすがに不安になってくる。
夜のために未使用のインサレーション1枚、未使用の手袋1組、未使用のニットキャップはキープしているが、、、
私が杓子に到着する頃にはどうなってるのだろうか。。。??
「えっ!?何このシチュエーション?」
トレイルは荒れていく。。。
ひざ下まで耕されたトレイルは、木段が崩壊し、悲惨な状態になっていく。
OH〜
そんな不安を抱えたまま A6忍野(114km)に到着した。
ここのパートは、さほど足の疲れは感じなかったが、、、
ただただ不安感でいっぱいだった。
..........嫌な予感は的中した。
「中止」
「..........ですよね。。。!」
悔しいというか、
ホッとしたというか、
脱力した。。。
苦しい時も同じペースで頑張ってきたランナー仲間と握手をすると、
自然と涙が出てきた。。。
「仕方ない!」
そう言い聞かせるしかなかった。。。
止まると体温が急激に下がり、震えが止まらない。
山中湖きららで会う予定のサポートにすぐ連絡し、事の次第を告げるとすぐに迎えにきてくれた!
本当に命の恩人だと思った。
ありがとう!!
自然を相手にするスポーツの怖さを思い知らされた。
装備の不十分な人も今回の経験で思い改める事でしょう!
ボランティアの皆さんも大変だったに違いない!
ここまで走らせていただき、ありがとうございました!!
結果は114kmのUTMFになってしまったが、
また100マイルの挑戦は続けていこうと思います!
皮肉にも翌日は綺麗な富士山が現れた(^^)
サポートしてくれたCちゃん、Yくん、 Tくんありがとう。
そして4日間共にした、
チーム岡山のメンバーのおかげで楽しい旅ができました!
みなさんありがとう!!
また、ここに帰ってきたいと思います!
一応、A6までの完走扱いになるらしいが100マイルを走りに来たからね。
なかなか100マイラーになれないことにこの競技のドラマを感じます。
「あのままの調子だったら完走できたんじゃない?」
って言われるが、、
それもわからないよね!
最後まで何があるかわからないのが、アウトドアスポーツだから。。。
次は富士山をバックに完璧に走りたい!
See you,next time!
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UTMF2019〜前編〜
UTMF2019〜前編〜
まさかの悪天候による途中打ち切りとなりました。
残念とも違う、良かったとも違う、、、
なんだろう、この複雑な気持ちは。。
上手く言葉が出て来なくてなかなかブログに書けなかったが、
写真を見ながら思いかえすことにしようと思う。
もともと4月開催だったUTMFが2回ほど9月に移行開催となったが、その2回とも悪天候となり、そのうち1回は短縮レースになるほどだった。。
9月の台風シーズンを避けるように再び4月に戻ってきた昨年のUTMFは好天に恵まれ、最高の復活をしたかのように思われた。
しかし、
自然を相手にするスポーツは一筋縄ではいかないものだ。。
昨年の好天のUTMFを見る限り、今年の天候は信じられないと思う人が多かっただろう。
私自身も今回の装備をなかなか決められなかったのは、昨年の好天のUTMFのDVDを見過ぎたせいかもしれない。。
結局1週間前になり、週間天気予報が出てからCOLD Kitに変えたのだ。
少々かさばるがインサレーションを2枚、グローブを3組、ウィンドシェルも1枚追加した。
これはUTMBの寒さから学んだ作戦だった。
まさか、積雪・凍結になるとは思ってもみなかったが、、、^_^;
サポートを含め岡山からは、20人のグループで乗り込んだ。
前日から共にした選手はなんと15名で、みんな優しくとても心強かった。
余計な心配事などは周りの誰かに相談すればほとんど解決した。
スタートまでの時間の過ごし方はそれぞれで面白かった。
出発前のペンションでの記念撮影。
行ってきまーす!!
当然まるまる2日はここには帰ってこないつもりでスタート会場のこどもの国に移動します。
この時点で、大会当日の天気予報は曇りに変わっていた。
予想気温は17℃ ー 4℃と冬の岡山とほぼ同じか少し暖かいくらいだった。
バスで移動中、雨が降り出した。
こどもの国に到着しても雨は降り続いていた。
着替えのテント内はギッシリで身動きが取れない。
私はサポートしてくれる友人と合流して軽くタイムスケジュールの打ち合わせ。
雨は降ったり止んだりを繰り返す。
まるで2015年のSTYのスタート前のようだった。。。
オープニングセレモニー。
六花さんギター、鏑木さんタンバリンで盛り上がる!
鏑木さんのタンバリンがズレまくるのが少々気になるが。。。(^^;;
スタートライン前方には岡山メンバーが揃っている(^^)
みんないい顔してる!気合十分だ!!
12:00
小雨になったので、
レインジャケット、レインパンツを脱ぎ、中ほどからスタートした!
今回は完走レクチャーを受けた通り、
「壊れかけのカブ」に乗るように自分のカラダを労わりながら、
調子に乗らないようにそろりそろりと進めて行く!
前半は下り基調のロードと林道が長い。
そろりそろりと走っていたつもりだが、
粟倉Wエイドで右ふくらはぎに違和感が。。。
2週間前に痛めた肉離れの部分だ。。。
瞬く間に右ふくらはぎ一帯に鈍痛をかかえることになった。。。
まだ16kmだぜ、、、、不安がよぎる。。。
この状態で100マイルもつかどうか、、、
痛みの波が襲ってくる。。
痛みを忘れるように色んな楽しいことを考えたり、、、
走り方をコロコロ変えてみたり、、、
おやつを食べてみたり、、、
いろいろやってみたが何も変わらなかった。。。
しかし、
途中の渋滞が休み休み進むことを教えてくれ、なんとか最悪を免れているという感じ。
15:03。
予定より30分ほど遅れてA1富士宮にようやく辿り着いた。
レース早々にこんな辛い思いをしたのは初めてかもしれない。。。
不安要素に満ち溢れていたが、
普段なかなか会えない県外の友が声をかけてくれる。
それぞれ北海道、東京、新潟、福岡とバラバラだが、
みんなここに集まっていることに元気をもらい、自然と笑顔になれた!!
(このブログを介して友達になった方がほとんどなのでなかなかこのブログはやめられない。。(^^;; )
ありがとう!!
たった一つや二つのマイナス要素でやめるようじゃ100マイラーにはなれるはずもなく、、、
長いレース中、まだまだ色んなことが起こるわけで、、、
他の部位が痛んできたら、ひょっとして現在の痛みが治るかもしれない!
そう考えると気が楽になった(^^)
全てを受け入れてから考えることにした!
「よし、天子に突入するぞ!!」
コース中一番の登りパートだ。心して行こう!!
噂に違わないすごいボリュームだ!
これがまだまだ前半で良かった。
右足は痛んでいるものの、他の部位がフレッシュなのでカバーできた。
安心している場合じゃないよ、長者ヶ岳、熊森山とまだまだ続くのだから。。。
合言葉は「壊れかけのカブ」だ!
自分のカラダをそろりそろりと乗りこなそう!
熊森山にアタックする頃にはもう真っ暗になっていた。
21:52
ズルズルで悲惨な熊森山の下りを経て、ようやくA2麓に到着だ!
予定より15分遅れまで巻き返した。
富士宮やきそばは一人一個まで。
当然、いただく。
今回は胃腸がとても元気である。(^^)
やっと会えた我がサポーター達。涙が出そうになるほど嬉しかった!
<補給>
焼きそば、梅干し、バナナ、白湯
<装備>
11.インサレーション1「TNF / WHITE RUNNING JACKET」
10.レインパンツ「TNF / STRIKE TRAIL PANTS」
9.レインジャケット「TNF / HYPERAIR GTX HOODIE」
以上を装着。夜対策をして出発。
さぁ、ここから得意のナイトランだ!!
朝になることだけを信じて進み続けよう!!
続く.....
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準備完了!UTMF2019 ファンランナーの全装備。
準備完了!UTMF2019 ファンランナーの全装備。
目標タイムは44時間10分。
GHOST TIMETABLEでは37時間51分と出てくるが、そんな調子よく行くはずがない。。。
ここ2週間の天気は極端に寒かったり、日中は極端に気温が上がったり、
当日もどうなるかよくわからない。。
やはり寒さと暑さの両方の対策が必要だ!
とくに寒さと補給の対策はいつもの課題である。。。
UTMF2019のレギュレーションは以下の通り。
4度目の100マイル挑戦ともなればいつもの感じってところだ。
必携品(装備として必ず携行するもの)
- 詳細コースマップ。大会公式サイトに掲載されている詳細図を紙にプリントしてください。(*1)
- エントリーの際に番号を届け出た携帯電話。救護本部の電話番号(ナンバーカードに明記してあります)を登録し、番号非通知にせず十分に充電し、主催者からのSMSによる緊急連絡を受けられる状態にしておいてください。
- 携帯コップ(150cc以上)。エイドステーションに紙コップの用意はありません。
- 水。スタートおよび各エイドステーション、ウォーターステーションを出発するときには1ℓ以上持っていなければいけません。
- 食料。
- ライト2個、それぞれの予備電池。低温では電池の寿命が短くなります。
- 点滅ライト。夜間の一般公道で後方からの走行車輌に認識されやすいよう、ザックなどにつけてください。
- サバイバルブランケット(130cm以上×200cm以上)。
- ホイッスル。
- テーピング用テープ(80cm以上×3cm以上)。(*2)
- 携帯トイレ。(*3)
- 雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ。どちらも〈ゴアテックス〉あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。
- 保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。(*4)
- 保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。いずれも綿素材は認められません。(*5)
- 保温のための手袋、耳までを隠す帽子。(*6)
- ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)。
- 保険証(コピーは不可です)。
- 配布されるナンバーカード、ICタグ。
- 以上の必携品と下記にて紹介する「特に勧める携帯品」を収納できるザックまたはバック。
しかし心配性の私は、レギュレーション以上に持っていく(^^;;
↓ ↓ ↓ ↓
1.携帯コップ「UltrAspire / レースカップ」
2.水1リットル以上「SOURCE / ハイドレーション、Hydrapak / ソフトフラスク」
3.食料「エネモチ、Magon、パワージェル、ミックスナッツ、ドライカレー」
4.ライト2個「LEDLENSER / MH10 , NEO10R」
5.コースマップ
6.点滅ライト「MAMMUT」
7.携帯電話
8.テーピング、携帯トイレ、ホイッスル、ファーストエイドキット
9.レインジャケット「TNF / HYPERAIR GTX HOODIE」
10.レインパンツ「TNF / STRIKE TRAIL PANTS」
11.インサレーション1「TNF / WHITE RUNNING JACKET」
12.ロングパンツ「TRIMTEX / Trainer TX Pants」
13.ニットキャップ「TNF / ビーニー」
14.グローブ「TNF / グローブ」
15.キャップ「羅針盤オリジナル」
16.サバイバルブランケット
17.ザック「PaaGo Works / RUSH UT 」
18.アームカバー、ゲイター「羅針盤オリジナル、C3fit」
19.ゼッケンベルト
20.ウィンドシェル「TNF / GEMINI HOODIE」
21.インサレーション2「TNF / WHITE RUNNING VEST」
22.Tシャツ「TNF / SUMMER RUNNING T」
23.ショーツ「Teton Bros / ELV1000 5in Hybrid Short」
24.シューズ「LA SPORTIVA / AKASHA」
あと大事な撮影道具は「TNF / マンタレイ」で持参する。
以上。
今回はウィンドシェルとインサレーションをもう一枚余分に入れた!
(当日の気温で減らすかどうかを判断しようと思う)
4年前のSTYでは一度も顔を出さなかった富士山。
今回は2日間しっかり拝ませていただきますよ!!
仕事の激務と練習の疲れで体調を崩してしまいなかなかブログも書けずイライラしたが、、、
いよいよあと4日!!
楽しみに当日を待つだけだ!!
さぁ、
もりもり喰って憧れのレースに突撃じゃぁ!(^^)
待ってろ、富士山!!
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100マイル、ファンランナー宣言!
100マイル、ファンランナー宣言!
走り始めて5年。
月間300kmを走ったり、憧れていた100マイルレースにも出れるようになった。
(まだ完走はできていないが、、、^_^;; )
走っている時は楽しいし、走り終わった後の達成感はとても心地よい。
これに取り憑かれる人が多いのはよく分かる。
現にランニング人口が年々増加しているのも事実。
では、
なんのために走るのか、、、?
(これ、本当によく聞かれる質問。。。)
健康のため?
ダイエットのため?
何十kmもの道のりを
ジェルを飲みながら体力の極限まで、
時には痛みや眠気をこらえながら走り続けることが健康的だとは到底思えないわけで、、、
では、、、
なぜ走る?
なんかカッコいい言葉でサラッと答えられればいいのだが、、、
事あるごとにこの問いにぶつかっては「ん〜」と悩んだ挙句に、、、
、、、「楽しいから^^;;」
とありきたりの返答をしてしまう。。。
そんなとき決まって質問者は、
「この人、自分とは違う価値観なんだろうな〜。」
といった表情で苦笑いをする。こちらも然り。。。^^;;
なかなか相応しい言葉が見つからない。。。
たぶん私は、、、
走ることがあまり好きではないのだろう。。。
出来れば楽をしたいし、
レースにエントリーしていなければ、ストイックに追い込んだりはしない。。。
では、
なぜトレイルランニングをするんだろう。。。?
それならすぐに答えられる。(^^)
山の向こうに何があるのか。。。どうなっているのか。。。遠くに見える景色。。。その向こうにある景色。。。さらにその向こうは。。。道中何が起こるのか。。。自力でどこまで行けるのか。。。山の匂いや音。。。挑戦。。。
そんなワクワク感がたまらない!
歩いてもいいし、時間が許されるのであれば速く走る必要もない。
気持ちよく走るだけ!
速く走るのが気持ちいいときはそうするし、景色を眺めたいなら立ち止まる。
苦しいことと楽しいことは交互にやってくる。
そんな苦楽の反復の中で、もう一人の自分と対話することもできる。
「山に入れば弱気は慎め!」
楽しむために「辛い練習」もしてきたはずだ!と、
レースではポジティブを勝たせた人が勝利を手にするのだ。
体調や天候などで思い通りにいかないことだらけだが、
予測を立てながら修正しながら冒険のイメージを膨らませる。
一言では言えないが、、、
トレイルランは楽しい!!
あのとき憧れたUTMF100マイル。
しっかりプランを考えた。
思ったよりもいろんなことが起こるんだろうな。。。
46時間全部使うつもりで、
目一杯楽しんでやろうじゃないか!(^0^) /
かけがえのない46時間を共にする皆さま、
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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UTMF用に購入したアイテムその3 【TNF / HYPERAIR GTX HOODIE 】
UTMF用に購入したアイテムその3 【TNF / HYPERAIR GTX HOODIE 】
レインウェア。。。
レースによって走る用のレインウェアと歩く用のレインウェアを使い分けています。
ミドルレースや24時間以内にゴールできそうなレースは走る用のレインウェアを持っていき、100km以上のロングレースに出る時は歩く用のレインウェアを持っていきます。
さて、その違いは何かというと、、、
ズバリ、、、
ゴアテックス以外かだ!
(なんだか巷で流行りの名言風ですが、、、(^^;; )
走る用のレインウェアは荷物をコンパクトにしたいがため、軽量・コンパクト重視!
歩く用のレインウェアは少々かさばっても安心のスペック重視!
最近は、
ゴアテックス生地を使わない優秀な防水素材のレインウェアがいろいろある!
ゴアよりもスペックは劣るが、
生地に伸縮性があり軽量・コンパクトになるものがたくさん出てきたのでありがたい。
そもそも
レインウェアで大事なのは、防水性(耐水圧)と透湿性だ!
防水性(耐水圧)の目安は、
10,000mm以上あれば大雨でも十分な数値で、一般的な傘で300mmだそうな。。。
透湿性の目安は、
蒸れにくさは8,000g/m2/24h以上〜、ベトつきにくさは20,000以上〜
と言われています。
ゴアテックスは耐水性25,000mm以上、透湿性15000以上というから信頼度は高い!
逆に弱点は、
生地に伸縮性がなくごわごわしてコンパクトになりにくいことと、
お値段が高いこと(^^;;。。。(最近では少しずつ改良が進んでいるが、、、)
そんなゴアテックスだが、昨シーズンから目をつけていたものがある。
なんと、
柔らかく軽量・コンパクトになり、スペックも高い新素材!!
GORE-TEX SHAKEDRY
それがこちら
↓ ↓ ↓
TNF / HYPERAIR GTX HOODIE ハイパーエア GTX フーディ
トップアスリートと共にゴールドウインテック・ラボで研究を行い、独自技術でした、トレイルランニング専用の防水シェルです。素材は、防水膜のメンブレンがむき出しになった、SHAKEDRY™プロダクトテクノロジーを採用したGORE-TEX PRODUCT。表生地を無くし、メンブレンとライニングのみの2層で仕上げることで、表生地が濡れることによる「重量増加と透湿力の低下を軽減する」という新しい考えの構造です。トレイルランニングパックの上から羽織ることができる特殊パターンを採用。ベンチレーションを兼用した内部へのアクセスファスナーのみを配備した、走るための機能を追求。フードには、軽量で繊細な形状記憶機能に優れるワイヤーをツバに封入し、雨天時のフード形状をしっかりと維持します。手の甲まで覆うハンドカバー仕様。アスリートキットシリーズのユニセックスモデルです。
GORE-TEX SHAKEDRYを採用した2層構造のレインウェアである。
(GORE-TEX SHAKEDRYは、耐水圧50,000mm以上、透湿性98,000g/m2・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値)と驚くべき数値だ。。。)
本当に驚くべき数値!!!
表生地がなくメンブレンむき出しの構造となっているので、
仲間うちでは、
「枝に引っ掛けたら一発で破れるなぁ。。」
と、昨シーズンは耐久性が心配で手を出すことができなかった。。。
が、
破れたとの噂もなく、
今期のマイナーチェンジモデルはスレの対策もなされているらしいので購入を決意!
(10リットルザックを上から背負ってもスレの問題はないということだ。)
最近はザックの上から覆うスタイルを追求しているので、ちょうど良いタイミングの購入となった!
いつもロングレースで使っているRUSH UT(10リットルザック)をお店に持っていき、実際に背負いながら試着をして購入。
私の身長は163cm、体重57kgでMサイズがちょうどよかった!
背面に大きくマチを設けているからザックもスッポリ包み込んでくれて、
シルエットも美しい!
胸ボトルの水を飲むときは、
鎖骨あたりから大きく伸びたファスナーを開けると、
簡単にボトルにアクセスすることができる!
まるでキャップを被っているかのようなシルエットになるフードにもひと工夫あり。
ツバの部分に形状記憶のワイヤーが入っているらしく、
カタチが崩れない!
これなら前方からの雨も避けてくれ、前が見えやすそうだ!
フードの調整は後頭部のハチ上にドローコードがあり、
簡単にサイズ調整もできる!
これなら
走る用のレインと歩く用のレインを使い分ける必要がなさそうだ!
因みにザックを背負ってない時の見え方は、
ルーズフィットな感じにはなるが、 ダボダボ感はない。
少々コストはかかるが、
雨の時のストレスを軽減してくれる要素がたくさん詰まっているレインウェア!
これは今年の買ってよかったものランキングにも入るであろう
逸品である!!
これでUTMFの装備は完璧である!
あとは、、、走力だけだな。。。(^^;;
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UTMF用に購入したアイテムその2【 LEDLENSER / NEO10R】
UTMF用に購入したアイテムその2【 LEDLENSER / NEO10R】
LEDLENSER / NEO10R
「明るい・軽い・長持ち」の3点をバランスよく兼ね備えたNEO10R。旧モデルのMH10をさらに改良し、縦に配置されたバッテリーボックスとダブルバンドで、フィット感が格段に向上しました。付属の延長ケーブルでバッテリーボックスをザックに収納すれば、ライトを着けていることを忘れるほどの軽量化も可能。また、チェストベルトで、ライトを胸部に装着することもできます。最高クラスの性能と充実の付属品で、トレイルランニングなどの用途に特におすすめです。
前モデルのMH10をずっと使ってきたが、
最新モデルが出たとのことで即買い!
普段の練習はナイトラン(トレイル)が9割以上の私にはヘッドライトは欠かせないアイテムである。
今までBLAK DIAMOND / アイコン、GENTOS、SILVA / Trail Runner2、ULTRASPIRE / LUMEN600、、PETZL / NAO、LEDLENSER / MH10と使ってきて、
今回のLEDLENSER / NEO10R。
最近のヘッデン事情はどれも非常にレベルが上がってきた!
特にこのNEO10Rは、
600ルーメン、照射距離150m、点灯時間10時間(光量MAXで考える)
この3点を見れば申し分のないスペックである!
しかも¥10,000(+tax)!!
価格的にも購入しやすいのでおすすめである。(^^)
欲を言うなら、
夜間トレイルにありがちな濃霧の走行時に便利なフィルターセットも買った方がいい!
濃霧で使えるのは黄色のみだが、ご丁寧に4色セットになっている。(^^;;
Color Filter Set 36mm / ¥2,000(+tax)
フィルターはグイッとはめ込むだけの単純な作りだが、簡単には外れないので安心である。
いつも走る龍ノ口やハセツネの夜間コースなど、濃霧で2m先がホワイトアウトしてしまうことがあるので、そうなる状況では怖くてなかなか走れない。
そこでこの黄色フィルターを被せると視界が広がるのだ。
びっくりするほどは広がらないが、感覚的には1.5倍ぐらい広がる。
2mの視野が3mになるだけでも夜間走行時は全然安心感が変わるから!!
LEDライトの質は前モデルとほぼ変わらない。
一番の変更点はバッテリーボックスが縦型になったこと。
正直これはどっちでもいい!
安定感はさほど変わらない気がする。
逆に、キャップ派の人は夜間は逆さにかぶると思うので、
後頭部のバッテリーパックがツバに当たって邪魔に感じるかも。。。
付属の延長コード(約1m)を使ってザック内にバッテリーパックを取り外しておけるのは便利かもしれない。バッテリーボックスを外すと相当軽く感じます!!
あと気になるのは、
ゴムベルト部分!
長さ調整はしやすいがゆるみやすいのがたまにキズ。
これは前モデル(MH10)にも言えることだが、
汗をかいてゴムが濡れるとダルダルになってゆるみやすくなる。。。
その都度調整が必要になる。
締めすぎると頭が痛くなるし、緩すぎると下りの振動でずれてくるし。。。
上手く調整してくださいm(_ _)m
充電池は汎用性のあるリチウム電池18650 3200mAh 3.7Vなので、これはありがたい!
まぁ、一万円でこのスペックなら買って大満足することでしょう!
優秀なヘッドライトだと思います!!
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UTMF用に購入したアイテムその1【TNF / GEMINI HOODIE】
UTMF用に購入したアイテムその1【TNF / GEMINI HOODIE】
自慢じゃないけど、
UTMB2回、彩の国100M1回、すべてDNF。。。
私は100マイルレースを未だ完走したことがない。。。
そんなブログを読んでいただき皆様には感謝しております!(^^;;
失敗例が少しでも参考になることをお祈りいたしますm(_ _)m
今回4度目の100マイルに挑戦になるのですが、、、
果たして完走をすることができるのでしょうか。。。
そこで、
今までの経験を生かしつつ対策を考えてみた。
一番の問題のチカラ不足はここではさておきまして、、、
私の弱点はこの2点。
・寒さに弱い
・胃腸がやられる
分かってはいるものの長い長いレースの中では、なかなか克服できないものです。。。
昨年のUTMFは暑かったようですが、今年はどうだろうか。。。
過去3年間の4月26日(スタート日)の河口湖付近の平均気温は20.7℃ ー 7.3℃、こどもの国付近の平均気温は21.6℃ ー 14.3℃となっている。
最高標高との差は700m。とすれば気温差は4.2℃となる。
平均値から推測すると22℃ ー 3℃の間で行動する計算になる。
寒さに弱い私は、3℃の時の対策に重きをおくことにする。
仮に動き続けたとしてもTシャツだけではちと寒い気温だ!
それを踏まえて、、、、
今回とくに意識しているのが、
快適な体温調整をすること!!
メンドくさがり屋の私は、
少々暑くてもそのままのウェアリングでやり過ごす傾向がある。
基本厚着なのだ。。。(^^;;
寒いのは無理だが、暑いのは我慢できる。。。
しかし、
暑いのを我慢していると当然汗をかき、
ウェアを濡らしてしまう。
そして、夜を迎えると気温が下がり、カラダが冷えていく。。。
カラダが冷えて行くと気持ちも冷え込んでしまい戦闘意欲を失ってしまう。。。
こういう悪い流れにならないように、今回は気をつけたいと思う。。
そこで今回投入するアイテムは
ウィンドシェルだ!!
暑いも寒いもすべては風によるところが大きい!!
走らない人からしてみると、
一番無意味だと思うアイテムのひとつであろうウィンドシェル!
ペラッペラの生地で防寒にもレインにもならなそうな中途半端なアイテム。。。
以前は私もそう思う一人でした。。。(^^;;
しかし、今は長く行動する上で大事なアイテムだと思っている。
TNF / GEMINI HOODIE ジェミニ フーディ
風を避けながら防寒しつつ、
暑くなれば熱を逃がしてくれるアイテム。
スタート前とかエイド休憩時など、
Tシャツだけだと寒いときにはコレだ!!
ULTRA VENTING SYSTEM=運動によって起こる体温の上昇を独自のベンチレーションシステムにより防ぎます。
広大なポケットの内側にはベンチレーションの穴がたくさん仕掛けられており、
ポケットを全開にすればかなり換気性が良く熱がこもらない!
脇腹から取り込まれた空気がこもった熱と一緒に上昇し、
首裏のベンチレーションから抜けていくシステムのようだ!
メンドくさがり屋の私には、この換気システムは非常にありがたい!
そして、
換気が追いつかなくなれば、素早く脱いで対応する。
ザックを下ろさず着脱できるようにXLサイズを購入した。
生まれて初めて購入したXLというサイズ感がなんか笑えるww(^^)
トレラン用のウィンドシェルは細身の設計になっているのでザックの上から羽織るのは難しいものが多いが、このジェミニはRUN用ではないのでゆとりがある!
おまけにウエストが細くなっているのでXLでもシルエットは悪くない(^^)
じつに最近のトレラン用ウェアは細身シルエットが多いようだ!
もちろん走りを邪魔しないためだろうけど、、、
(私はずっと走ってるわけじゃない。。。(^^;; )
見た目や使い方によっては、
あえて山岳用のものをチョイスして自分スタイルを見つけるのも楽しいぞ!
スワローテイル ベント フーディでもなくクランバー トレイル フーディでもなく
ジェミニにしたのは、、、
このペルシャン オレンジがめっちゃそそる色だったから!!
結局のところ、最終的にはそこなのです。。。(^^;;
UTMF完走できますように。。。
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