まずはUTMB結果報告
まずはUTMB結果報告
結果をひと言で片付けてしまうと、109kmのLA FOULYでDNFとなりました。
今思うと、、、なぜ、、、
これについて冷静になる前に、いろいろ書き記したいと思います。
(少々感情が入り過ぎている可能性がありますので気になさらず、ご理解くださいませ。)
まずは途中で止めたことを非常に後悔します。
後になればなるほど後悔の念が強くなります。
今までのレースのなかで自ら止めたことがないだけに。。。
初めてこんな悔しい経験をしました!
この後悔を私は一生背負って行くことになりました。
時間が経つにつれ、冷静になればなるほど自己嫌悪に陥ります。
失敗したことで、良い経験をしたと言われることもあろうかと思います。
しかし、
今の段階ではその言葉も痛み止めにしか過ぎません。
もちろん、失敗よりも完走の方がいいに決まっているし、
誰が好き好んで失敗の方を選ぼうか。。。
私はここで一度、次のステージに上がることを許されなかったのです。
今までが順調過ぎたのかもしれない。。。
どんなにトレーニングを積んで素晴らしい肉体を手に入れようとも、
精神が勝らなければ宝の持ち腐れであろう。。。
自然が相手のスポーツだからこそ、
自然と対峙できる精神力が求められるのです!
この失敗が時間とともに慢性化され、
ゆっくり染み込んでいくまで自分を磨き続けたい。。。
速くなりたいのではなく、強くなりたいのです!!
また、あのスタートラインに立てるように。。。
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*
UTMBはじまる。
人生2回目の海外旅行がUTMBとは、幸せ者だ!
2回目の海外旅行と言っても、前回は15年前。
初めてと言ってもいいぐらいだ。。
UTMB出場が決まってから、いろんな準備をしてきた。
身体の準備、装備の準備、宿の準備、出国の準備、、、
やっとこの日を迎えた!
岡山駅から新幹線で関空まで。
関空からドバイ、ドバイからジュネーブ、ジュネーブからバスでシャモニーという流れだ。
岡山駅には羅針盤の仲間がサプライズで見送りに来てくれた!
本当に嬉しいことをしてくれる仲間達だ!!涙
関空までは日本語が上手に使えるので問題なし。
その後、ドバイで乗り継ぎ、ジュネーブへ。
そして、バスに乗り込みいざシャモニーへ。
ここまで何時間かかったのだろう。。
一度ドバイで時計を5時間遅らせ、さらにシャモニーで2時間遅らせる。
もう何時間飛行機に乗っているのか分からない。。
時差ボケとはこういうことだね。。。
ドバイは38℃だったが、シャモニーは寒い。
移動中に出会った日本からのUTMB選手も寒さを心配していた。。
やっとシャモニーに到着。
街は世界中のUTMBランナー達で溢れかえっている。
まずは、生活の拠点となるアパートメントへ。
シャモニー・モンブラン駅のすぐ裏側で非常に便利がいいところだ。
管理人と英語でやりとりも何となく80%は了解( ̄^ ̄)ゞ
日本からのお土産も喜んでくれた!
ひと息つくヒマもなく、
20時までの前日選手受付に会場を探す。
すべてのレギュレーションとパスポートを持ち、辿りつくと、、、
19時半になっても会場の外まで、この長蛇の列!!
パスポートで厳重確認され中に入ると、
選手ごとにアトランダムに抜粋されたレギュレーションをチェックされる。
私の場合は、
携帯電話、サバイバルブランケット、レインジャケット、防寒用ハットの4点。
ザックにもチップをつけられ、スタンバイOKとなる。
スタートまで体調とテンションを高めながら、
最高の舞台を楽しんできます!
次回更新は、帰国後とさせていただきます。
では、
UTMBいってきます!!
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*
UTMB完走へ向けたトレーニング。#13週目(最終週)/3ヶ月(13週)
UTMB完走へ向けたトレーニング。#13週目(最終週)/3ヶ月(13週)
・刺激を入れない1週間前。
疲労を完全に抜いていく。
短時間のロードランニングで極力刺激は入れない。
全ての装備を背負ってのランニングも取り入れる。
これは、実際に出てくる問題をチェックし、本番でのパックの揺れや、パッキングの配置、使い勝手などを改良していく。
あとは、
短時間の心拍を上げる練習を少々プラスして終了。
#13週目/3ヶ月(13週)の成果は、、、
ラン約23.4km(うちトレイル4.8km)
あとは、仕事を綺麗に片付けたら、、
いよいよシャモニーへ旅立ちます。
移動中も体調管理に気を配り、ベストな状態で臨めるように!
前日は舞い上がらないように完全オフにしよう!!
なんだか当日の天気が怪しい。。。
心の準備も怠らないように、雨のシミュレーションを強化!!
ウェアリングを変えることも考えておこう。。。
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*
山で遊ぶ時に注意すること
山で遊ぶ時に注意すること
マダニ
2週間前のトレーニングの時のこと、、、
ふと、膝にトゲトゲの植物の葉っぱが刺さっていた。
手で払ってみたが落ちない。。。
あれ?...
と思いつまんでみると、、、
マダニ!!
マダニはセメント物質というものを出して人や動物の皮膚に張り付き、じっくりと吸血するそうだ。。
セメント物質が固まる前だったのだろう。。
吸血されることもなくすぐに外れた。
神の声が聞こえたのか、たまたま膝を見た時に止まったばかりだったのだろう。
気持ち悪いので翌日皮膚科を受診してクチが残っていないか診てもらった。
大丈夫だった。。。
厄介なことにはなってなさそう。
ホッとした。。。
咬まれたら、自分で外さずそのまま病院へ行って取ってもらうのがベスト!
もしくは専用のピンセットがあるのでマダニのクチが残らないように慎重に外してください。
今話題なだけに結構ブルーになるよね。
咬まれて 6日〜2週間ほどは潜伏期間があるらしいので、
高熱や下痢などの症状が出るとすぐ病院へ。。
結構身近にいるもんですよ。。。(^^;;
咬まれてウィルス感染すると怖いようです。
最近話題の重症性血小板減少症候群(SFTS)に発展することも。。。
岡山県でも死亡者が出ているようです。
草むらや藪漕ぎのあるパートを走るトレイルランナーの方はとくに気をつけてください!
ゲイターを履くことをお勧めします!!
ちなみに
私の場合、ハーフタイツとゲイターの隙間をヤラれた。。。
作業やレジャーなどで野山や草むらに入る時は、マダニに咬まれないように次のことに注意してください。
1.草むらなどに入るときは、長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
・ 首にはタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用
・ シャツの袖口は、軍手や手袋の中に
・ ズボンの裾は、靴下に被せるか、長靴のなかに
2.服の上や肌の露出部分に、防虫スプレーを噴霧しましょう。
3.草の上に直接寝転んだり、腰を下ろしたり、服を置いたりしないようにしましょう。
4.野外活動後、上着や作業着を家の中に 持ち込まないようにしましょう。
5.脱いだ衣服は、すぐに洗濯するか、ナイロン袋に入れて口を縛っておきましょう。
6.野外活動後は、すぐに入浴し、体をよく洗い、新しい服に着替えましょう。
・ 入浴やシャワー時には、マダニが肌に付いていないかチェックしてください。
マダニに咬まれても、痛みやかゆみは、ほとんど感じません。
7.ペットにもダニが付かないように、ダニ避け剤などで予防しましょう。その他、感染者の血液、体液、排泄物と直接接触しないように注意しましょう。
マダニに咬まれたら
1.皮膚科などの医療機関で適切な処置をしてもらってください。
2.その後、2週間程度は、体調の変化に注意してください。
3.発熱等の症状が認められた場合、速やかに医療機関を受診してください。
その時、野山や草むら、河川敷などに立ち入る機会があったことを伝えてください。
SFTSウィルスに感染すると、6日〜2週間の潜伏期を経て症状が現れます。
症状 :発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状(吐き気、おう吐、腹痛、下痢)、頭痛、筋肉痛、けいれん、意識障害、昏睡、リンパ節腫脹、出血症状(皮下出血、血尿、血便、下血)
血液所見:血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)
AST、ALT、LDHの上昇
診断 :血清や咽頭ぬぐい液からのウイルス遺伝子の検出
治療 :ウイルスに対する特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。
現在のところ、有効な抗ウイルス薬は確認されていません。
早期診断 早期治療がとても大切ですので、もしも と思ったときにはすぐに受診しましょう。
「ディート」という成分の入った虫除けスプレーがマダニに効果的だそうです!
しかし、日本ではディート濃度の薄いものしかないので気休めにしかならないかもしれません。が、予防はしておいた方が良さそうですね。
情報を知っておかないと焦りますので、
マダニに咬まれたら落ち着いて最善の判断をしましょう!
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*
UTMB壮行会!in OKAYAMA
UTMB壮行会!in OKAYAMA
岡山からUTMBに出場する選手は私含め3人→(他にいらっしゃればすみません。。。)
SNSやブログ、メールなどで近況を知り合う仲間だ。
それぞれにハードな練習を積み重ねてきたであろう。
口には出さないが、肉体や顔色からは積み重ねた練習のハードさがうかがえる。
100マイルを経験しているA氏はさすがに落ち着いて見える。
一方の私はというと、不安で仕方ないのだ。
初100マイル。。
未知の世界。。。
3年間目標として追いかけてきた初めての100マイルレースがUTMBという大舞台だから緊張するのも仕方ないだろう。
そんな気持ちを察してくれたのか、我が羅針盤のメンバーが激励してくれた!
残念ながら、選手1人参加出来なかったのだが、A氏と私はコースのシミュレーションを楽しんだ。
ボンノム峠、フェレ峠、、、
今まで経験したことのないような山のスケールなんだろうなぁ。。
そして、
みんなからサプライズで寄せ書きのテーピングをもらった!!
これは、感動です!!
一人一人の言葉が私の勇気になります。
辛い時、みんなの言葉を噛み締めながらテーピングを巻こうと思います。
以前、トレラン大会をした備前国総社宮の宮司さんも駆けつけてくれて、
完走お守りもいただきました!!
ありがたい!!
仲間の気持ちがとても嬉しかった。
と同時に、緊張感も次第に湧いてきた。
完走目指して頑張るよ!!
(^^)
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*
UTMB完走へ向けたトレーニング。#12週目/3ヶ月(13週)
UTMB完走へ向けたトレーニング。#12週目/3ヶ月(13週)
・調整の2週間前。
刺激を入れたり、休足したりと今までの負荷を徐々に減らしていく。
ここからが難しいところです。
どこまで抜いたらいいのか、調整という不安との戦いでもあります。
そんな中、地元トレイルランの聖地「熊山」にて最後の長時間トレーニング。
今までのトレーニングとはひと味違った”沢登り”!!
めちゃくちゃ楽しかった!!(^^)
ボルダリングの要素もありつつ、筋肉痛がいつもと違う所に出た!
新しい山の楽しみ方に気付かされた日でした!
Scrambling in KUMAYAMA - Quik by GoProquik.gopro.com
#12週目/3ヶ月(13週)の成果は、、、
ラン約37.3km(うちトレイル28.9km)
ケガをせず、体重と体調をキープすることに集中です!!
渡航準備もしっかりやらなければ、、、(^^;;
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*
レースシミュレーション
レースシミュレーション
いよいよ2週間前となりました。
旅の準備もそうですが、レースイメージをしっかり叩き込みたいと思います。
まずは、
自分なりの計算式を当てはめて目標タイムを設定し、補給食の量を考える。
私のざっくりしたペースは、登り12分/km、下りは8~10分/km、フラットなら6分/km、急登りは16~24分/km。これをベースに疲労を加味しながらの計算をします。
今までのレースではジェルを余すことが多かった。
ソフトフラスクに移し替えても、きっちり飲み切ったことは一度もない。
勿体無い!
今回はどうだろう。。。
食事のあるエイドではしっかり食べる予定です。
クールマイヨールまでに食事エイドが5箇所ある。
計算していくと
クールマイヨールまで17~18時間の予定。
これまでは30分に1本のジェルを飲む計算にしていたが、
私の補給のペースは50分に1本の設定に変更。
すると、、、
ジェルは21本となり、クールマイヨールまでの食事エイド5を引いてジェルは前半で16本必要となる!!
同じ計算でいくと後半は25本。
結構長い戦いになりそうです。。。
エイドの滞在時間も合わせていくと、、、ギリギリ。。。か。
関門に追われるレースになるだろうな。。
前半に溜めすぎてタイムオーバーにならないようにすることと、
後半にしっかり粘れるようにしておかないと。。。
楽しいような怖いような。。。
あと2週間。
やれることはもうないか?
焦りは禁物だが、気持ちが高ぶってくる!!
これが初100マイルのプレッシャーというやつか。。。
もう最後は気持ちで持っていくしかないね!(^^;;
トレランブログランキング
↓ ↓*いつも応援クリックありがとうございます!励みになっています*