これぞアーバントレイルランレース!!備前国総社宮杯!アーバントレイル龍ノ口〜episode1〜
これぞアーバントレイルランレース!!備前国総社宮杯!アーバントレイル龍ノ口〜episode1〜
2018年2月4日11:00。
龍ノ口の歴史を刻む太鼓の音が響き渡った。。。
アーバントレイルコースのスタート合図だった。
龍ノ口はその昔、修験道だったという。。。
何百年もの時を経て、トレイルランニングという言葉に変わりこの地で開催することになった備前国総社宮杯!アーバントレイル龍ノ口。
岡山市の龍ノ口山を舞台に、
ロング(アーバントレイルコース)10.5km、ショート(バーティカルコース)7.5kmを走ったり、歩いたり。。
初心者から上級者まで楽しめる大会だと思う。
この大会の楽しみ方はいろいろ。
もちろん日頃鍛えた走力で自分を追い込むのもひとつ、
景色を見ながらファンランするのもひとつ、
お子さまと手を取りあいながら絆を深めるのもひとつ。。。
共通していることは、
「山のルールやマナーを守りましょう!」ということ。
それは全然難しいことではなく、
ただ、思いやりを自然や他人に向けるだけでいい。
この龍ノ口山だけに限らず、今後訪れるであろう山すべてに当てはめることができる。
トレイルランナーであれば是非守ってもらいたいことだ!
歴史的第1ページはと言いますと、、、
気温こそ低かったものの「晴れのくに岡山」らしい晴天の開催となった。
大会告知からたった3週間にもかかわらず約80名ものトレイルランナーが集まってくれた。
各地のマラソンレースとバッティングしながらも集まってくれた方々に感謝です。
中には県外マラソンレースにエントリーしていながらも龍ノ口を優先していただいた方も。。。本当にありがたい!m(_ _)m
そんな龍ノ口ファンの方のためにも安全で楽しいイベントにする必要があった。
なんとか全員無事にゴールできますようにと。
スタッフ祈祷ではそう願った。
会場はプレ大会同様、とてもアットホームな雰囲気で満たされていた(^^)
集まって来られた選手のワクワクした目を見ると、
私の不安は消え、、、
責任感に変わった。
今大会からMCにはハタナカ ヨースケ氏をお招きし、大会を盛り上げてもらうことに。
開会式、ブリーフィングを終えると、、、
この大会の目玉でもある「選手ご祈祷」!!
参加ランナーの今年一年の山での安全を祈願してもらえるありがたい儀式である。
気持ちの引き締まった選手達は、各々自分のスタートに向かうのです。
出展ブースには地元の店舗が並び大会に花を添えてくれます。(フリーダムタコスさん、ナミマチコーヒーさん、アトリエ夢工房さんありがとうございました!)
スタートの太鼓が響き渡ります。
定刻通りのウェーブスタート。
龍ノ口は里山なので一般ハイカーさんに配慮して小グループごとのウェーブスタートにしています。
最初の1.5kmはロードパート。
結構みんな速くて、軽く置いていかれました。。。(^^;
今回私は撮影隊に志願して選手を追いかける役目に。。。
しかし、なかなか追いつけない。。。(^^;)
Gopro+ジンバル、SONYアクションカムX3000、OLYMPUS ミラーレス一眼の三刀流が欲張りすぎたか。。
新コースの登りはかなり足にきますね。ここのパートを走れる人はかなりの上級者だと思う。
カニさんも頑張ってますね(^^)
登りきったら絶景撮影ポイント!
絶景バックにハイチーズ!!ここまでは約2.5km。
さらに、龍ノ口八幡宮の横を通り、ウラ龍ノ口へ向かう。
まだまだ前半戦だがロングのトップ選手が早くも私をとらえる。。。
今年からプロ転向するK氏だ!
確か私より15分遅れてのスタートのはずだが。。。(^^;
ウラ龍ノ口の名所のひとつである森林エリア。
凛とした雰囲気がとても好きだ!
ショートコースの選手は残念だが、ここのエリアはカットされている。
自然と笑顔になるのも納得できるコース。
しかし、このあと顔が歪むような急登が待ってるぞ!
唯一のオアシスエイド。
梅干し食べて ゴーゴーゴー!!
このエイドからしばらく登りを我慢してからのトラバースは格別なんだ。
このゾーンが大好きだと以前語ってくれたH氏。トップを追う快走は圧巻だった!
変わってこちらは最終ランナーの小学生親子。
同じくトラバースゾーンで、頑張る姿に心打たれた。
まるで親子の会話が聞こえてくるようだ。
私は正直、小学生のロングエントリーなんてないだろうと思い込んでいた。
だから、とくに制限をかけていなかったのだ。。。
小学生のロングエントリーをいただいたのは1組だけ。
思わず心配になり、エントリー直後、お父さんに電話した。
「失礼ですが、ショートコースのお間違いではないですか?」
するとお父さんは申し訳なさそうに、
「本人がやりたいと言うのでやらせてもらえませんか?私がしっかりサポートしますので、、、」と。。
私は悩んだ。。。お子様の運動経験を確認させていただき、
「制限時間をいっぱいに使うつもりで焦らずゆっくりでいいので、完走させてあげて下さい!」と祈るように承諾したのだ。
当日の朝、小学生親子に初めてお会いした。
「ガンバってね!!」と強めに頭を撫で、小学生を激励した。
とても良い目をしていた!
大人でも音をあげるロングコースをゆっくりと助け合いながら進んでいく親子。
私の心配とは裏腹にとても楽しそうで、ドラマチックな映像が私の元に入って来た!
K親子、感動をありがとう!!この姿を見て敢闘賞は間違いなく彼のものとなった。。
トラバースを抜けると一気に下りへ。。
下り切ったらいよいよラスボスだ!
再び鬼の急登が始まる。
このレースは、ロングでも距離は長くないため、さまざまなフィールドの展開が早く面白い!!
歯を食いしばり進んでいくランナーたち。
最後まで緩めない後ろ姿に気迫を感じる。
山頂ゴール!!お疲れさまでした!!
山頂で計測は終了。ここまでのタイムで順位を決める!
計測はおなじみアフロ千田さん(^^)
山頂は市内北区を一望できる撮影ポイント。
今回奈良から駆けつけてくれたYosemiteさん。YHCの仲間を引き連れ、遠方からのご参加ありがとうございました!!
山での交流ができたことが 嬉しいです!!(^^)
山頂で休憩したら、
さぁ、歩いて総社宮に帰りましょう!
楽しい山遊びだったね!
自然発生的に、最終ランナーをみんなで迎え入れる。
感動の場面だ。
閉会式では、各賞が発表された!
アーバントレイルコース(ロング)の男子トップ3。
アーバントレイルコース(ロング)の女子トップ3。
バーティカルコース(ショート)の男子トップ3。
バーティカルコース(ショート)の女子トップ3。
敢闘賞。
ベストコーディネート賞。
スマイル賞。
ハチミツ賞。
受賞された皆様、おめでとうございます!!
そして、 今年のファイルはこれ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
(ここ龍ノ口からステップアップして欲しいという意味の写真かな?)
このブログ1話では書き表せないほどの感動のストーリーがあったと思います!
参加ランナーのみなさん、感動をありがとうございました!!
そして、、、
羅針盤を中心とした実行委員の仲間達に本当に感謝!!
この仲間だから出来たのだと思っている。
次回も宜しくお願い致します!!
告知は早めにしたいと思います(^^;;
追伸)打ち上げの締め挨拶での号泣失礼いたしました。。。。m(_ _)m 感謝は止まりません。
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