UTMBまで、あと94日。
UTMBまで、あと94日。
ひろしま恐羅漢トレイルが終わり、暑さのなか参加した仲間の頑張りに感化される日々。
私もスイッチを入れて行こう!
どんな大会でも3ヶ月前からの準備が上手くできたら大体は行けると思っている。
いよいよその3ヶ月前となった。
手探りながら定着してきた私のトレーニング方法をまとめてみる、、、
・基礎づくり(追い込み前)の3ヶ月前。
・とことん追い込む2ヶ月前。
・レースシミュレーションの1ヶ月前。
・調整の2週間前。
・刺激を入れない1週間前。
基礎づくり(追い込み前)の3ヶ月前。
具体的には月間走行距離200kmを目安に。
週5で5〜10kmのロード練習に加え、週に2回はトレイル練習を入れ追い込むための土台となる足を作る期間。
とことん追い込む2ヶ月前。
筋力アップを目的に、トレイルを中心に登りの練習を強化。
週に一度は4時間以上のロングトレイル走で限界まで筋肉と心拍を追い込む。
もちろん龍ノ口山をメインとして。。。(^^)
そして、週に一度は完全に休みます。
レースシミュレーションの1ヶ月前。
ケガをしないように、
テーマは追い込みすぎず、楽をしすぎず。
実際のコース図を元にエイド間ごとのシミュレーション練習をします。
レースでは長くても15km〜20km間隔でエイドと言われる休憩所が設けられていることが多い。よって、15〜20kmのトレイルコースを設定し、登りがメインか下りがメインかでコースを変えて、エイド間の距離を体に覚えさせる練習をする。
Youtubeなどで実際のレース映像も参考に。
調整の2週間前。
ロード中心のLSDやトレイルでは積極的に歩きを取り入れて、楽しく走るイメージを持つ。
刺激を入れない1週間前。
ジョグ程度のロードランニングで極力刺激は入れない。
前日は完全オフ!!
肌感覚ではあるが、
登りは12分/km、下りは8分/km、フラットなら6分/km。キツい登りは16~24分/kmだろうか。。
これが今の私のロングトレイルでの平均ペースである。。
先月末の奥三河パワートレイルでも、ほぼほぼこのタイムで大きなズレはなかった。。。
これをベースに具体的にUTMB戦略を立てて行くことにしよう!!
観光ガイドブックも忘れずチェックしなければね。。。(^^;;
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さぁ、UTMBモードへ!
さぁ、UTMBモードへ!
少しゆっくりしようと思ったが、、、
私には今年ビッグレースが控えていたのを思い出した。。。
海外旅行経験1回の私が、UTMBに出場するというなんとも無謀な話。
言葉の壁、食事の問題はもちろんのこと、旅の段取りなど得意なはずがない。。
大丈夫なんだろうか、、、いろんなことが不安でしょうがない。。
飛行機と宿に関しては、周りのサポートを受けながらなんとか bookingは完了しているんだが。。。ホントに行けるんだろか。。。
..... ま、不安を予測しても仕方ないので、出来ることから着実にしていくことにする!
.....そもそも、
私の目標は「100マイルレースを完走する」ことであった。
私の言う100マイルレース、、、
それは、UTMFの方だった。
そもそもトレランを始めたのもUTMFの映像を観て、
いつかチャレンジしてみたいと思ったからだ!!
その頃は、UTMBに出たいとも思っていなかったし、海外レースなど選択肢として思いもしなかった。
それが、今年UTMFより先にBにチャレンジすることになるとは。。。
憧れではあるが、、、、世界のハードルは高い。。。
未知の領域100マイルを走るだけじゃなく、海外での生活も私にとってはクリアすべき壁となることでしょう。
完全にアウェー戦ということになり、
いかに自分のペースに持っていくのかが勝負の分かれ目となる。。。
さぁ、どんな準備をしていこうかな。
登りの強化、高所トレーニング、低酸素、LSD、、、、
何はともあれ、100マイルに耐えうる脚だけは完全に作っておかなければ。。
何から手をつけていいか分からず、
思い立ったようにロードを10km走ってみた、、、(^^;;
これからじっくりUTMBプランを考えよう、、、
さぁ、いよいよUTMBモードへ突入じゃ!!
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初!!備前国総社宮杯!アーバントレイル龍 ノ口
初!!備前国総社宮杯!アーバントレイル龍 ノ口
2017年5月14日(日)晴れ。
最高気温28℃、最低気温14℃、湿度78%、降水確率0%。
岡山市では珍しく雲海が 広がった。
いつもならくっきり見える龍ノ口山が神秘的なオーラに包まれている。
いよいよこの日がきたのだ!
聞くところによると、岡山市内では初(?!)のトレイルランレースらしい。
プレ大会ではあるが。。。(^^;
70万人都市の中心部から車で約15分でたどり着く都市型トレイルランレース。
その名もアーバントレイル龍ノ口。
ロング12.8km、ショート5.5kmと距離は短めだが、ロングコースで累積標高1,000mというなかなかの登り感のあるレースだ!
この日のために我が羅針盤メンバーは睡眠を削り、前日もギリギリまで準備に余念がなかった。
「ちょっと山行こうや!」と連絡すると夜中であろうが3、4人は集まってしまうほど、仲間の行動力にはいつも頭が下がる。
こんなに準備をしたけど、本当に来てくれるだろうか?!
何も実績のない草レースに人が集まるのか正直不安でしかたなかった。
しかし、
そんな不安を尻目に、受付オープン前から続々と人が集まりだした。
嬉しくて、嬉しくて、、、泣
気がつけば予定通りの人の数でひと安心。
第一関門を突破した気分だ。
さぁ、これからが運営の手腕が問われるところ。
素人集団に何ができるのか。。。
ただただ、神社の、山の、イベントを楽しんでもらいたい一心だった!
持ち合わせたホスピタリティは全て出すつもり!
開会式では宮司さんの歓迎挨拶で総社宮の歴史を知り、
コースディレクターによるブリーフィングでは、しっかりとコースを知る。
そして最後に、岡山といえば、、このお方。
ルールやマナーを含めた、これからのトレイルランのあり方を教えていただく。
よし、準備は整った!
そしていよいよ、スタートセレモニーへ。
今回の目玉でもある、選手のご祈祷。
拝殿前に整列をして、お守りを握りしめ安全祈願をしてもらう。
今年一年怪我のないように!!
ご祈祷を受けたランナーの顔は皆清々しく、リラックスモードでスタートの準備に入ります。
前方にはそうそうたる面々が。
いわずもがな岡山(近県)のトップランナー達だ!!
僕らのレースにも来てくれたのね(^^)
午前10時、太鼓の音とともに選手が飛び出していく!
トップランナーの迫力はすごい!
子供の出場も嬉しいね(^^)
そう、こういうことなんだ!
ガチンコランナーがいて、ファンランナーもいて、みんなで楽しめるトレイルランレース。
アーバントレイルというのはそうあるべきなんだ!!
日常の生活の中の山遊び。
だからこそマナーを守って遊ぼうね!
コースは、はじめロードを少し走るが、すぐに走りやすいトレイルに取り付く。
この時期の木陰のトレイルは実に気持ちがよい!
少し湿った沢沿いシングルトラックを走れば、
街中のトレイルとは思えないトリップ感に包まれる。
ランでは難しい急登が2本あり、歩きのテクニックも要求される。
こちらは山頂エイド。
今回のタイム計測はここで終了。順位はここで決まります。
ここから先は気持ちの良いダウンヒルで、景色を見ながらゆったりと神社まで帰ったらゴールとなります。
バラエティに富んだこのコースは龍ノ口山の個性を存分に味わえる。
ロングレースで必要な要素が詰め込まれたこのコースは、参加された エリートランナーからの評価も高かった。
そんなコースを満喫してくれた選手の皆さんの顔は、とてもにこやかに見えた。
暑さで補給の難しい中、ロングもショートも完走率100%だったことはとても嬉しい!
選手の皆さんの笑顔を見ていると、こちらもたくさんのパワーをもらえました!!
大会の雰囲気を作ってくれた全てのランナーに感謝いたします。
このお守り!!
きっと、トレイルランナーの山での活動を安全に守ってくれることでしょう!!
大切に身につけてレースに出て欲しいと思います!
そして、プレ大会に至るまでの困難を共に歩んでくれた羅針盤の仲間と備前国総社宮に感謝いたします。
本当にありがとうございました!!この日のことは忘れない。
そして、これからもよろしくです!!
私、代表は、少しばかり燃え尽き症候群。。。
ん〜、否めない。。。(^^;;
では、また。
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レース開催の思い
レース開催の思い
トレイルランを始めたのは4年前のことです。
山を走るなんて、、、
20代〜30代の私の生活を知っている人からは、100%驚かれる。
ライフスタイルはほぼ真逆に変化したといっても過言ではない!
昼前に始まる仕事をいいことに、、朝方寝てダラダラ起きる生活から、
早朝走り、朝食をしっかり摂る生活に。
今では100マイルレースに挑戦できるようなトレイルランナーになりました!
いつもは、地元岡山の龍ノ口山で練習させてもらっている。
家から近いし、子供の頃よく登った山だ。
頻繁に訪れるようになると、数人の顔見知りが出来た。
トレイルランナーの方もいましたが、
毎朝体操をしている人、ご夫婦で散歩してる人、もくもくと走っている人、、、
みんなそれぞれがそれぞれの方法で同じ山を楽しんでいる。
そんな人たちに会い、すれ違いに笑顔で挨拶を交わすことが日常になった。
顔見知りでなくとも山ではみんな笑顔なのだ。
そんな些細なことが、すごく幸せな気分になる。
「山っていいな!!」
山の開放感、すべてを受け止めてくれる寛大さ、、
仕事で行き詰まった時、人間関係で摩擦があった時、ため息が出るような時、
山に行くと間違いなく何かが変わります!
私は、この山を通じて心と体の健康をいただいています。
この山に感謝して、この山のコミュニティを大事にしたい!
そして、
もっとこの山の魅力を伝えたい!!
そんな思いから、龍ノ口山を楽しむトレイルランのレースを開催したいと思うようになった!!
備前国総社宮
龍ノ口山の麓に鎮座する1000年の歴史を刻む由緒ある神社。
備前国に存在する128社を合祀した総合の社という総社宮。
平成4年に社殿が全焼するという悲劇が起こり、その後、再建までに23年の時間を要した。そのため年々参拝者が減少し、盛大なお祭りを行えず地域にとっては大きな問題となっていた。「この悲劇をバネに、平安時代の隆盛を誇るようなお社に」──
と決意した先代宮司の情熱が人びとの心を突き動かし、地域をあげて復興への道を歩んできました。
平成22年に本殿が、そして、平成27年に拝殿が再建されたのをきっかけに少しずつ賑わいを取り戻しつつあります。
しかし、まだまだ。。。
龍ノ口山愛好家がたくさん集まる場所なのに備前国総社宮を知らないという人も少なくありません。
「人が訪れてほしい!!」
そんな宮司さんの願いを。。。
みんなで神社復興のお手伝いができればいいなと。。。
ランナーの安全を祈願する神社とコラボしたレース。
普段ハイカーが通らないルートもありますが、
山の個性を充分に感じてもらえる良いコースになりました!!
速いランナーにも、初心者ランナーにも、楽しんでもらえるコースだと思う。
そして、このレースを通じていろんな輪が広がればいいなと思う。
縁あっていろんな人たちのお力添えがあり開催に至った、じつに思いの詰まったレースだから。
2017.5.14 SUN
思いっきり楽しんでもらいたいと思います!!(^0^)/
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第3回 奥三河パワートレイル(後編)
第3回 奥三河パワートレイル(後編)
小松エイドで五平餅を食べ、後半戦に臨みます。
ここからが本当のパワートレイルだ!!
私の記憶とデータからすると、とても厳しい急登が3本、その他、高低図には表現できない細かいアップダウンが多数存在するエリアに突入だ!
暑さに朦朧とする場面もあったが、気持ちは強く!さぁ、行くぞ!!
気温はどんどん上昇して、汗がしたたる。
塩分を補給しながら、脚は休ませないように。。。
「ゆっくりでもいいから動き続けるよう心がけるのだ!」
「一度休むと休み癖がついてしまうぞ!」
「うん。分かってる!!」
「苦しくても、止めない!!」
「そんな苦しい時こそが、自己と対峙できる良い時間なのだ!」
(以上、心の会話より。。。)
苦しい思いをすればするほど、ご褒美が沁み渡る。
岩古谷山山頂付近の眺望は疲れを一気に吹き飛ばしてくれた!!
45km地点通過。
この距離表示が出てくると、いつもこのような算数がはじまる。
70km-45km=25km。70km分の25km=0.357....
もう6割以上は終わってるぞ!!
・・・と安心することなかれ!!
ここからが奥三河名物”鞍掛山”の登りだ!!
本当に登りがしつこく続く。。。
結構歩いているのに、、、
たまに出てくる山頂までの距離表示の数字は全然減っていかない。。。
この感覚と現実のズレがひらき過ぎてもう訳が分からなくなるのだ。。
「これ、終わりはあるのかな。。。」
そんな錯覚さえしてしまう。
気持ちが負けそうな時、声をかけてくれた1トンさん。
お互い苦しい場面は声を掛け合い、勇気をもらった!
1トンさん、ありがとう!!
そして、ふと気づく。
心が乱れた時は、大体リズムがなくなっている。
私の場合、歩きは3拍子、走りは4拍子が調子いい!
冷静にリズムを立て直し、復調を待つ。
脚に力が入らず、ふらふらと第4エイドの四谷千枚田(48.4km)に到着。
なんとか鞍掛山をやりきった!
が、暑さで疲労はピークに達していた。
頭から水をかぶり、ハイドレーションに水を詰め、最終エイドを目指す!
ここまではエイドで座り込むことなく、脚は常に動かすことに。。。
次の宇連山の登りもかなり手強く、
とうとうマイプランの時間の貯金がなくなってしまった。。
最終エイドの棚山高原(57.1km)。
16時を過ぎてしまったのでここでライトチェックを受ける。
ゴール制限時間まではあと3時間以上ある!!
「もう大丈夫だろう」
という声が周りから聞こえてくる。
私も同意の気持ちだった。
が、
ラスボスの鳳来寺山もそう簡単には通してくれなかった。。。
いつ攣ってもおかしくない脚をゆっくりゆっくり動かし登りきり、最後の力を絞り出す!!
相当時間がかかったイメージだ。。
間に合うかな?
一瞬、2年前の悪夢が蘇ってきた。
私には時間の余裕などないのだ!!と言い続け、自分を鼓舞した。
そこからは時計も見ず、できるだけ飛ばしていく!!
残り4kmか。
腰、大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋、ヒラメ筋などすでに痛くない筋肉はない。。。
しかし、
持ち合わせている下りの知識や走法をなんとか駆使して、体に負担をかけず、なるべく速く長く走るギアに入れることができた!
これが2年前からの成長か。
少しは褒めてあげよう(^^)
この橋が見えた瞬間ホッとした!
沿道の応援がひときわ大きくなり、輝くゴールゲートが見えてきた!
そして、ついに
12時間18分31秒 完走!!
ずっと欲しかった奥三河パワートレイルの完走という二文字!!
念願の完走!!
そして、あの時の4分を取り戻した!
練習不足で不安もあったが、周りの人にパワーをもらい、助けられながらなんとか完走することができました!!
ありがとう!!
また出たいかと聞かれたら、間違いなく今の段階で答えは「NO」だ!
それくらいキツかった!!
ただ、時間が経つにつれまた出たくなるような気がする。
なぜなら、
大会運営スタッフ、ボランティアスタッフ含め、地域の方の応援が素晴らしかった!
すごく優しく、時には鼓舞してくれて頑張れました!感謝いたします!!
奥三河大好きです!!
そして、良い出会いにも感謝!!最高です!!
追伸
中日新聞様の記事にちょこっと載りました(^^)
ありがとうございます!!
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