岡山的!!アーバン・アウトドアライフ

岡山市中心部で暮らすオジさんトレイルランナーのブログ

URBAN OUTDOOR LIFE

in OKAYAMA

UTMB 2018 てびの旅、、、出発!!

UTMB 2018 てびの旅、、、出発!!

 

さぁ、いよいよ出発の時が来た!

Woo〜Woo〜WoWoo〜、Woo〜WoWoo〜 ..... ♫

あの曲が始まった。。。

 Woo〜Woo〜WoWoo〜、Woo〜WoWoo〜 ..... ♫

選手たちの緊張感に比例してボルテージはどんどん上がっていく!

そして、

午後 18:00 小雨のパラつく中、

一斉にスタートを切った!

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スタートゲートに吸い込まれるように、各々のUTMBがゆっくりとスタートする!

 

..... 15分ほどは走れない。

2000人を超える世界の精鋭たちが一斉にスタートを切るので仕方ないだろう。

 

切れ目のない応援が1kmほど続く!

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「頑張れー!!」チームてびの応援もしっかり聞こえたぞ!!(^^)

 

「頑張るよー!!」(^^)/

 

 シャモニー を出てしばらくロードを走ると、

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すぐに ボッソン の森に入る。

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程よいアップダウンの気持ちの良い林道だ。

 

レ ズッシュ までの道のりはそう遠くはない。

「アレー、アレー!!」

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相変わらず応援は賑やかだ。


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子供達のハイタッチの応援も嬉しいね(^^)


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レ ズッシュを過ぎたら、本格的な上りの始まりだ!!

スキー場をどんどん上らされ、いきなりUTMBの洗礼を受けることになるだろう。

夢中で登っていると、早速脚が攣りそうになる。

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まだまだ始まったばかりなので、ストックを出して極力足を残していく作戦に。。。

さすがにUTMB出場者は百戦錬磨のツワモノばかり。

スピードを少し落としただけでもどんどん抜かれて行ってしまう。。。

 

しかし焦りは禁物だ!

下りで挽回できることを信じてマイペースを保つのだ。。。

 

下りに差し掛かる前に雨が強くなり、レインを着た。

面倒でもレインの脱ぎ着と汗のコントロールはマメに行った方が良い!

案の定、冷たい雨はこのあと本格化し、

20時くらいになると日も暮れてきた。

雨でぬかるみを増してきたトレイルは、下りで若干渋滞しはじめた。

 

サン ジェルべ までの関門は 22:00 だ。。。

十分に時間の余裕があるわけではないので、ゆっくり渋滞に並んでいるわけにはいかない。。

人の間を縫うように下りを走っておくべきだ!

 

ストックを前方に突きながら、突っ込んでいく!

怖がって後ろ体重で下ると、、、

ぬかるみに足を取られたり、大腿筋の疲労が蓄積してしまうのでよろしくない。

UTMBはロングレースのわりに前半の関門が厳しい設定になっている。

前半はとくに走る意識を持つことが大切だ!!

スタート渋滞の分まで前半は頑張らないといけないのだ。。。

 

サン ジェルべ に到着したのは 21:24 / 22:00(制限時間)。30分しか時間の貯金が作れなかった。

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濡れた石畳に反射するライトが美しい!

サン ジェルべ のエイドではバナナとオレンジを食べ、水を補給してもらった。

しかし、間違えて炭酸水を入れてしまった。

「No gas??」

と確認してから入れてもらうことにしよう!

(もちろん水は硬水である)

 

調子が上向いてきたので勢いを殺さず、早めにサン ジェルべ を出た 。

しばらく登り基調のアップダウンが繰り返され、

じわりじわりと疲労が溜め込まれていく。。

走れる人とそうでない人は、ここのパートで大きく差が開くことになるでしょう。

 

コンタミンヌ に到着したのは 23:22 / 0:00 (制限時間)

ここでもバナナとオレンジを補給。

昨年のトラウマか、、、、

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なかなかスープに手が伸びない。。。

このエイドを出るとすぐに、右足ふくらはぎと太腿つけ根が攣ってしまった。。

回復するまで歩きを多用して進むことにした。。。

関門時間の貯金はだんだん少なくなっていく。

そんな時、、、岡山の先輩ランナーMさんが駆け抜けた。。。

頑張るよう声を掛けていただいたので、

気持ちを奮い立たせ、一生懸命腕を振った!

しばらく会話をしながら一緒に走ったが、

ふくらはぎが「ヒクヒク」言いだしたので先に行ってもらった。。。

ついて行けない自分に腹が立ったが、

だんだん小さくなるMさんの後ろ姿が消えてなくならないように、

歩きと走りを織り交ぜながら何とか目標を見失わないように追いかけた。

 

ふくらはぎの痙攣の間隔がだんだんと短くなってきたのを感じた瞬間、、、

「ピキッ!」

私の両足が同時に攣り、トレイル脇で立ってもいられなくなった。

長い長い ボンノム峠 の上り途中だ!

「やばい、やばい、やばい、やばい、、、、」

雨の中、地面に尻をつき、夢中でストレッチを繰り返す。

どの方向にストレッチをしても新たにどこかを攣ってしまう最悪の事態に。。。

水分と塩分は摂っているつもりなのだが、なかなか快方に向かってくれない。。

時間がどんどん過ぎていくのが本当に怖かった。。。

焦りと不安で呼吸が乱れ、不完全なまま立ち上がり走ってみるもののすぐに潰れ、、、

また立ち上がり走ってみるもののすぐに潰れの繰り返しが続いた。。。

「ダメだ、ダメだ、ダメだ、ダメだ、、、、」

祈るように両足を叩いたり、つねったり、何か刺激を加えるしか出来なかった。

「時間がないんだ!」

Mさんの背中はもうとっくに見えなくなってしまった。。。

15分前に舐めた梅干しの効果が効いてきたのか、、、祈りが通じたのか、、、

やっと片足の痙攣が治まった!!

「よしっ!」

もう片方の足のご機嫌を伺いながらゆっくり立ち上がり歩を進めたが、厄介なのは上り坂だということ。。自然に筋力を使ってしまう。。。

次に両足を攣ったらまたしばらく動けなくなるので、神経を研ぎ澄まし筋力を分散させるように登って行った!

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ボンノムの途中エイド ラ バルメ を通過したのは 1:12 / 2:00 (制限時間)

 

オレンジを2切れだけ口にしてそのまま出た!

 

呼吸が乱れて軽い頭痛に襲われ、高山病にもなりかけたが、

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振り返るとヘッドライトのイルミネーションが続いてとても美しかった!

「みんな頑張っているんだ!」

「苦しいのは自分だけじゃないんだ!」

まだ、そんな周りを見る余裕があったのかと逆に落ち着きを取り戻し、

上りのフォームを変え、一歩一歩山頂を目指した!

健全にレースを楽しむために、時間の貯金は1時間作りたいと思っていた。。。

 

なんとか ボンノム峠 を越え、

レ シャピュー のエイドに駆け込めたのは 4:39 / 5:15 (制限時間) 

まだスタートしてから50kmの話だ。。。

こんな疲労状態でこの先120kmもの距離を行くなんて大丈夫かな。。。

 

不安しかなかった。。。

 

というのもここまでろくに固形物が食べれていないのだ。

ロングレースにおける食生活がいつものテーマである。。

レ シャピュー を出たらまたもやモンスター級の セーニュ峠 を越えなければならない。

しかも氷点下-10℃になるという情報がある。

エネルギーを補給しなければセーニュ峠 は越えられないだろう。。。

エイドでもたもたする余裕はない。

早く先ほどロスした時間の貯金が欲しいのだ!

 

急いでロングパンツを履き、インサレーションを重ね寒さ対策を行う。

無理やり数本のパスタを流し込み、バナナとチーズ、パンを口に含みながら寒くて暗い闇の中へ飛びこんだ。

消化してくれるか、吐き出してしまうか、、、

一か八か胃腸とも勝負だ!

 

セーニュ峠 は標高も高いうえにガスっていてピークがどこなのか見当もつかない。

果たしてどこまで行けば良いのだろうか。。

気が遠くなる。

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嘘でもいいから「あと少しだ!」と誰かに言って欲しかった。。

一歩ずつ歩を重ねるしかない。

ミゾレ混じりの雨が頬を打つ。

笑顔になる要素など何もない時に唯一救いだったのが、

だんだんと薄明るくなってきたこと。

「朝が来る!」

龍ノ口での練習 "Run through the Night" で培ってきた朝のパワーを信じた。

 

少し前向きになれた!

 

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やっとの思いでセーニュのピークを越えるとイタリアに入った。

とりあえずは、クールマイユールまではなんとしてでもたどり着きたい!

 

その思いが通じたのか、、、どんどん霧が晴れていく!!

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ラック コンバル への下りでレース中はじめての青空が見えた!!
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劇的な瞬間だった!!
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死ぬまでに何度見られるのかと思うほどの、感動的なシーンに涙が出てきた。

 

これまでホントに苦しいシーンが続いてきたので、

この感動の光景には本当に勇気をもらえた!

これまでの短時間のあいだに何度挫折と復活を繰り返してきたことか。。

いつ楽しくなるのか、いつ笑顔が出るのか、我慢してガマンしてやっとその時が来たのだ!

「Woo,ブラボーーー!!」

思わず声を上げて走った!!とても気持ちが良かった!!

 

ラック コンバル に到着したのは 8:28 / 10:00 (制限時間)

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やっと1時間以上の貯金が出来た!
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気分が晴れたおかげか、ここにきてパンとサラミを胃が受け付けてくれた!(^^)

時間的にも少し楽になった。(^^)

あとひと山越えたら クールマイユール だ!

そう思うと元気になり、

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足取りも軽くなった!
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牛さんもコース上で応援してくれた!(^^;;
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モン ファーヴ を越え、壮大な景色の中をクールマイユールまで一気にかけ下りよう!

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( .... To be continued )

 

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