動けば暑いし止まれば寒い。
動けば暑いし止まれば寒い。
先日のスノーハイクで感じたこと。
雪山だけど動けばすぐ暑くなるし、休憩中は当たり前だが一気に寒くなる。
その都度ウェアを脱いだり着たり。。。
面倒だがこれをすることがとても大事なことだと気付いた。
昨年のUTMB。
このゼッケンの左下部を見て欲しい!
...........切り取られている。。。
残念ながら、これはDNFの証だ。
今思い出しても悔いが残るラ・フーリーでの決断。。。
敗因は、気温の変化に順応できなかったことにある。
なぜあのとき、、、そうしてしまったのか。。。
同じ失敗を繰り返さないためにも、
私のようなファンランナーはとくに、
歩くときのことや休むときのことを重視したウェアリングの知識を高める必要がある。
ホントに寒かったんだから 。。。
今年は是非とも無傷のゼッケンを持ち帰りたい!!
昨年と同じ気象条件になるとは限らないが、
各ポイントにおけるウェアリングの検証をしてみようと思う
・シャモニーのスタート時(かなり冷え込む予報が出た)
上/インナー(TNF/パラマウントメッシュ)+Tシャツ+ウィンドシェル(patagonia/エアシェッドPO)
下/SALOMONハーフタイツ&ゲイター+TNF/フライウェイト・レーシングショーツ
これをベースにput on、take offを繰り返す。
・ラ・バルム 39km(AM1:00冷え込んできた)
+(着る)レインパンツ(TNF/ストライクパンツ)
・レ・シャピュー 50km(AM3:50雪がちらつく)
・ラック・コンバル 65km(AM8:30寒さと睡魔を抜けると美しい朝が待つ)
ー(脱ぐ)レインパンツ(TNF/ストライクパンツ)
・クールマイヨール 78km・・・暑さとしつこい登り(PM12:20気温上昇)
・ボナッティ小屋 90km・・・凄まじい天候の変化(雪雨が降る)
+(着る)インサレーション(TNF/ホワイトランニングジャケット)
・アルヌーバ 95km(PM17:00)・・・フェレ峠の吹雪としつこい登り(-10℃以下)
これ以上着るものがない不安と疲労による精神的な戦いが続く。
・ラ・フーリー 109km(PM21:15)・・・体が冷え切ったため、この夜を越すことができなかった。
+(着る)サバイバルブランケット
昨年大会はかなり天候の変化が厳しかった。
特に寒さに関しては想定外だった。
今から思い起こせば、もう1枚インサレーション(フリース)を持っていれば心の余裕があったような気がする。
あとは、
面倒でも体温に合わせてこまめにウェアの着脱を行うこと。
ベースレイヤーを極力濡らさないこと。
特にクールマイヨール以降の気温上昇で異常に汗をかいてしまった。
「頂上はどうせ寒いだろう」と少々暑いが汗をかきながらそのまま登った。
結果、ベースレイヤーが濡れてしまい、山頂で一気に気温が下がるという変化に体が驚いてしまった。。
ボナッティ小屋では暴風雨(雪)になり、雨をかわす場所すらない。慌ててインサレーションを着るも着替える途中でビショビショになり震えが止まらない。
止まっているのは危険と判断して震えながらも体を動かした!
脳は休めというが体が熱を求めて動かざるを得ない状況に。
このとき頭と体がバラバラの行動をして、パニクったのだと思う。
だましだまし行動し続けたが、 消耗戦の結果..........ラ・フーリーにてDNF。
あのときウェアリングの知識がもう少しあれば、、、
クールマイヨール以降の気温上昇時、面倒でもシェルを脱ぎ、風を通してベースレイヤーを乾かすこと。
ボナッティ小屋でフリースがもう1枚あれば空気の層を作り、多少でも濡れたベースレイヤーを乾かすことができたことだろう。
今となっては、この経験ができたことに感謝しています。
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