山で遊ぶ時に注意すること
マダニ
2週間前のトレーニングの時のこと、、、
ふと、膝にトゲトゲの植物の葉っぱが刺さっていた。
手で払ってみたが落ちない。。。
あれ?...
と思いつまんでみると、、、
マダニ!!
マダニはセメント物質というものを出して人や動物の皮膚に張り付き、じっくりと吸血するそうだ。。
セメント物質が固まる前だったのだろう。。
吸血されることもなくすぐに外れた。
神の声が聞こえたのか、たまたま膝を見た時に止まったばかりだったのだろう。
気持ち悪いので翌日皮膚科を受診してクチが残っていないか診てもらった。
大丈夫だった。。。
厄介なことにはなってなさそう。
ホッとした。。。
咬まれたら、自分で外さずそのまま病院へ行って取ってもらうのがベスト!
もしくは専用のピンセットがあるのでマダニのクチが残らないように慎重に外してください。
今話題なだけに結構ブルーになるよね。
咬まれて 6日〜2週間ほどは潜伏期間があるらしいので、
高熱や下痢などの症状が出るとすぐ病院へ。。
結構身近にいるもんですよ。。。(^^;;
咬まれてウィルス感染すると怖いようです。
最近話題の重症性血小板減少症候群(SFTS)に発展することも。。。
岡山県でも死亡者が出ているようです。
草むらや藪漕ぎのあるパートを走るトレイルランナーの方はとくに気をつけてください!
ゲイターを履くことをお勧めします!!
ちなみに
私の場合、ハーフタイツとゲイターの隙間をヤラれた。。。
作業やレジャーなどで野山や草むらに入る時は、マダニに咬まれないように次のことに注意してください。
1.草むらなどに入るときは、長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
・ 首にはタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用
・ シャツの袖口は、軍手や手袋の中に
・ ズボンの裾は、靴下に被せるか、長靴のなかに
2.服の上や肌の露出部分に、防虫スプレーを噴霧しましょう。
3.草の上に直接寝転んだり、腰を下ろしたり、服を置いたりしないようにしましょう。
4.野外活動後、上着や作業着を家の中に 持ち込まないようにしましょう。
5.脱いだ衣服は、すぐに洗濯するか、ナイロン袋に入れて口を縛っておきましょう。
6.野外活動後は、すぐに入浴し、体をよく洗い、新しい服に着替えましょう。
・ 入浴やシャワー時には、マダニが肌に付いていないかチェックしてください。
マダニに咬まれても、痛みやかゆみは、ほとんど感じません。
7.ペットにもダニが付かないように、ダニ避け剤などで予防しましょう。その他、感染者の血液、体液、排泄物と直接接触しないように注意しましょう。
マダニに咬まれたら
1.皮膚科などの医療機関で適切な処置をしてもらってください。
2.その後、2週間程度は、体調の変化に注意してください。
3.発熱等の症状が認められた場合、速やかに医療機関を受診してください。
その時、野山や草むら、河川敷などに立ち入る機会があったことを伝えてください。
SFTSウィルスに感染すると、6日〜2週間の潜伏期を経て症状が現れます。
症状 :発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状(吐き気、おう吐、腹痛、下痢)、頭痛、筋肉痛、けいれん、意識障害、昏睡、リンパ節腫脹、出血症状(皮下出血、血尿、血便、下血)
血液所見:血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)
AST、ALT、LDHの上昇
診断 :血清や咽頭ぬぐい液からのウイルス遺伝子の検出
治療 :ウイルスに対する特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。
現在のところ、有効な抗ウイルス薬は確認されていません。
早期診断 早期治療がとても大切ですので、もしも と思ったときにはすぐに受診しましょう。
「ディート」という成分の入った虫除けスプレーがマダニに効果的だそうです!
しかし、日本ではディート濃度の薄いものしかないので気休めにしかならないかもしれません。が、予防はしておいた方が良さそうですね。
情報を知っておかないと焦りますので、
マダニに咬まれたら落ち着いて最善の判断をしましょう!
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